ストレスにも敏感です。
デリケートな女性の体。
近年では女性の社会進出も進み、
それにともなって「ストレス」による体調不良が多く話題になるようになりました。
わたし自身も長く会社勤めをする中で、明らかなストレスによる不調に見舞われたことは少なくありません
経験の一つなんですが、まだ30代前半だった頃に今までと違う大きな仕事に携わることになりました。
今は会社も少しずつ制度が変わってきていますが、生理休暇なんて概念は当然無く、
男性同様のスパルタな仕事をこなしていました。
それまで月経痛はあっても周期の乱れというのはなかったんですが、
その期間だけ月に2回しっかりした月経があったり、おりものや少量の経血が続いたりと
プロジェクトが終わって通常に戻ってもしばらくは周期の乱れが続くということがありました。
本人的には夢中で仕事をしていたので気にとめる意識もなかったのですが、
後で考えてみると相当プレッシャーや精神的ストレスがあったんだろうと思います。
それからもストレスによる不調に遭遇するたびに、
本当に人の体、特に女性の体というのはデリケートなんだなぁ、と感じています。
とっても打たれ弱い「視床下部」。
では、ストレスを感じると体に不調が起こるのは、どういう仕組みからなのでしょうか。
女性の体を整えるのに重要な女性ホルモンは、脳にある視床下部でコントロールされバランスをとっています。
ですがこの視床下部は、女性ホルモンの他に免疫系・自律神経系の司令塔でもあるため、
メンタルな影響を受けやすくストレスなどに過敏に反応してしまうのです。
視床下部が強いストレスを受け続けるとオーバーヒートを起こし、
司令塔としての判断力を失ってしまいます。
そのため、女性ホルモンの分泌量などがコントロールできなくなってバランスをくずし、
結果月経トラブルを起こしやすくなってしまうのです。
また、免疫系・自律神経系もコントロールを失うために、
血行不良や免疫力の低下などの体調不良や、
イライラや落ち込みといった心のトラブルをも起こしやすくなります。
このことから「視床下部」は、体の中でもっとも打たれ弱い個所であるといえるでしょう。
月経前症候群との関係。
PMSの大きな要因の一つは、女性ホルモンのバランスの崩れにあります。
ホルモンバランスのリズムをコントロールしている視床下部を故障させる原因のストレスは、
不快症状に悩む女性の方たちにとってまさに手ごわい敵であるといえるでしょう。
現に、PMSになりやすい傾向にある人として、
悩みを抱えている人・仕事が忙しい、あるいはストレスになっている人・几帳面で完璧主義な性格の人
などがあげられています。
いずれも自分に大きなプレッシャーがかかっている人といえるでしょう。
現代社会に生活しているわたしたちにとって、ストレスを全く感じずにすごすことは非常に難しいことです。
ですが少しでも日頃かかったストレスを和らげてあげることで、
視床下部に過度なストレスがかかり続けることは防げるかもしれません。
ちょっとした気分転換も、改善の第一歩に繋がるのかもしれませんね。