月経バランスを崩す原因
月経のメカニズム
バランスを崩す原因を知るためには、月経のメカニズムを知っておくのも必要です
月経とは、女性の体が約一か月のサイクルで妊娠するためにおこなう準備のことです。
この準備は、女性ホルモンの分泌の変動によって促されています。
この女性ホルモンの変動が安定したバランスを取っていることが、
月経周期を安定させバランスの良い状態にすることになるのです。
この女性ホルモンの分泌を管理しているのが、脳にある視床下部です。
例えば脳の視床下部が下垂体に「女性ホルモンを出して!」と指令を出すと、
下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌し、それが女性ホルモンを生産する働きのある卵巣を刺激して
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンを分泌するのです。
排卵もこういったメカニズムで起きるものです。
月経は、視床下部が血中に含まれるホルモン状況を読み取りながら出す指令により、
女性ホルモンの分泌をコントロールされることによってリズミカルなバランスで繰り返されるのです。
日常生活のストレス。決して軽視しないで!
月経周期の中でリズミカルに変動している女性ホルモンがバランスを崩れてしまうと、
女性の体は敏感に反応して心や体に不調をおこします。
女性ホルモンの分泌バランスが崩れるということは、
司令塔である視床下部に何らかの故障が起きている可能性が大なのです。
視床下部はホルモン系だけでなく免疫系や自律神経系の司令塔でもあります。
このためメンタル的なダメージにとても敏感で、強いストレスがかかり続けるとオーバーヒートを起こし、
正常な判断ができなくなってしまい、心身ともに様々なトラブルを起こす原因となってしまうのです。
ストレス社会と呼ばれる現在では、ストレスを受けずに生活するというのはほぼ無理といってもいいでしょう。
ストレスと自覚しなくても心が疲れてしまっている場合は少なくないのです。
日常生活で体が受けた緊張を和らげるために、休日や一日の終わりの短い時間などを利用して、
自分がほっとできるリラックスタイムをつくって楽しみましょう
食生活などの生活習慣。なあなあにしてませんか?
生理前の不調を起こす原因は、ストレスの他にも生活習慣の乱れというのがあげられています。
女性の場合陥りやすいのが、ダイエットによるトラブル。
女性であれば美しくありたいと願うのは当然のこと。
ですが、あまりにその思いが強すぎて、無理なダイエットを決行してしまう人が結構多いのです。
その結果急激に体重は落ちるかもしれません。
ところが体の中では脳が栄養不足による生命の危機と判断して、
生命を維持する最低限の機能以外の活動を一時中断するように指令を出してしまうのです。
中断する機能の中には「妊娠・出産」も含まれます。
このため女性ホルモンの分泌が滞り排卵・月経が止まってしまいます。
こうした過度のダイエットによる栄養不足で月経トラブルが起こってしまうほかにも、
たばこやお酒・コーヒーなどの嗜好品の摂取が過剰だったり、
不規則な生活が続くことによっても月経前症候群などの月経トラブルが顕著になります。
心当たり、私には思い当たるんですが、皆さんはどうでしょうか?